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行田市・吹上町の田口不動産ブログ
物件情報や行田市・吹上町の地域情報をご紹介いたします。週2回くらいの更新をします。

この世界の片隅に

すごい、どえらい、とんでもない映画をみたという感想です。
今までに映画館で2回以上見たのはブレードランナーディレクターズカット版とマッドマックスフューリーロードとこの世界の片隅にです。
それくらい自分にとっては衝撃的な映画だったということです。
何が素晴らしいとか12月28日に初見時に言葉にできなかったです。
70年のものウィスキーの複雑で芳醇な芳香が鼻腔に広がり頭全体を包み込むような感じです。
心が洗われるというより魂が浄化されるというか良いものを魅せてもらったという気持ちです。
戦中広島の映画ということでひたすら戦争の悲惨さや反戦を強調することなく日々の生活を丁寧に描いています。
戦中広島といいますと黒い雨がどうとか被ばくの後遺症に苦しむシーンとかをこれでもかとうんざりさせるシーンはほとんどないのですがそれでも感情移入させるのは演出の旨さなのでしょう。
大体アニメ映画はひたすら非現実的で空想的なモチーフが多いのですが小津安二郎ほど淡々としていませんが生活が不自由になっていく過程を淡々と丁寧に描いています。
なんでもない日常を描いていくのですが一度観ただけでは全てを解釈できないのです。
時代や世界に対し説明しきらないのでアニメ映画にありがちなわかり易さはなく作品を公開する際に観客にリテラシーを求め不親切な部分はありますが行間といいますか余白をきれいに残しています。
劇場公開中に観に行けて良かったと思います。
予算規模も低くキャラクターの描線や塗り分けもディズニーやジブリ作品と比べるまでもないのですが作品そのもののクォリティは極めて高く、初見のときはのん(能年)はジブリ作品にありがちな素人声優で役柄にあっているのかなと思いましたが二度目に観た時はしっかり物語を読み込んで演じているのが分かりました。アニメの場合には大げさな声の演技で画面を補完するということがしばしばありますがこの作品にはほとんどないのです。
二度目に観た時はあらすじを知っていたので長くてちょっと焦れる感覚がありましたが物語を転換させる悲劇を避けたいという気持ちがあったのかもしれません。
線路が流れるシーンや、爆弾が落ちるシーンや爆撃機の飛行シーンなどCGを使った画面に違和感を感じましたがブレードランナーディレクターズカット版のロイバッティが手にくぎを刺す際に明らかにゴム人形の手だったりマッドマックスフューリーロードでもギターが画面に飛んでくる質感のおかしいシーンなどありますので致し方ないところ。もっと製作費があれば変わってくるのでしょうが製作費が潤沢にある大作はえてして駄作になっていることも多いのでしょうがないのでしょう。
アニメ界にも原恵一など商用娯楽アニメの枠を超えた作品を制作する監督がいますがとこの世界の片隅には突出した奇跡的な作品だったと思います。このクォリティの作品になることを知っていたならばクラウドファンディングをしておくのだったと思います。
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