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行田市・吹上町の田口不動産ブログ
物件情報や行田市・吹上町の地域情報をご紹介いたします。週2回くらいの更新をします。

不動産業者が私道を封鎖、車通行に月1万円要求…住民ら解除申し立て

囲繞地通行権の問題です。
宅建の試験で勉強しました。
法律には囲繞地通行を妨げてはならないという原則があります。
囲っている土地を囲繞地、囲まれている土地は袋地とも言います。
しかしながら歩いて通る場合ですので車を通さなくてはならないというわけではないのです。
業者も維持管理費もかかりますのでタダというわけにもいきません。
インフラは無料だと思っている人が最近多くなりましたが公道は税金で賄われていますし私道は所有者および利用者が維持管理するべきものです。
歩行通行料は法務局に供託すればよいのですが車についてはすでに制限されていますので話し合いで解決しなければ裁判になりますが裁判所もすぐには動いてくれません。
そもそもこの法律が制定されたときはフォード・T型もできてませんで自動車を持っている人について想定されていません。
今でいうところのドローンの通過をどうするかみたいなものです。
内容も原理原則しか書いていませんし古文の解読のようなものです。


民法第210条 
【袋地所有者の囲繞地通行権】
1.或土地カ他ノ土地ニ囲繞セラレテ公路ニ通セサルトキハ其ノ土地ノ所有者ハ公路ニ至ル為メ囲繞地ヲ通行スルコトヲ得
2.池沼、河渠若クハ海洋ニ由ルニ非サレハ他ニ通スルコト能ハス又ハ崖岸アリテ土地ト公路ト著シキ高低ヲ為シタルトキ亦同シ

意訳
1 或(あ)る土地が他人の土地に囲まれて公道に通れないときは其(そ)の土地の所有者は公道に至るため囲繞地を通行することができる。
2 池や沼、川や堀(水路)もしくは海洋によって他に通行できず、または崖や(川や海)岸があり土地と公道と著しい高低差がある場合も同様である。

余談ですがバブルのころ倒産した行田や熊谷の分譲不動産会社の私道がいまもその会社の名義になっています。
掘削や補修するにも所有者が不在ですので問題となっています。
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 長崎市青山町の住宅団地内を通る私道を所有する福岡県内の不動産管理業者が道路の一部を封鎖している問題で、住民側の代理人弁護士は4日、通行妨害の禁止と妨害物の撤去を求める仮処分を長崎地裁に申し立てたことを明らかにした。申し立ては3日付。

 代理人弁護士によると、申立人は団地の住民ら7人。住民側は、私道であっても車で通行できるという前提で団地の土地を購入したことや、道路の封鎖で生活に支障を来す恐れがあることを挙げ、「住民に通行権がある」と主張している。

 私道を巡っては、業者が団地の周辺住民に対し、歩いて通る場合は1世帯あたり月3000円、車で通行する場合は月1万円程度の通行料を支払うよう要求。支払わない場合は私道の出入り口3か所を封鎖する方針を示し、2日にはうち1か所に柵を設置して車を通れなくした。

 記者会見した代理人弁護士は「車が使えないと不便な地域で、できるだけ早く解決させたい」と話した。業者は「書面が届いていないのでコメントできない」としている。

 市などによると、業者側は今年3月、市に私道の無償譲渡を申し出た。しかし、譲渡する側がガードレールの設置などを行う必要があるなどと言われ、断念。市には、私道の譲渡を受ける際に整備費の9割を補助する制度があるが、このとき、業者には伝えていなかったという。

読売新聞 2019/10/04 14:19
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