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行田市・吹上町の田口不動産ブログ
物件情報や行田市・吹上町の地域情報をご紹介いたします。週2回くらいの更新をします。

0階

去年の7月の集中豪雨で行田駅の近くの賃貸マンションが水没しました。
元々は分譲マンションとして設計施工して売りに出したのを一棟買いされたのです。
今から20年前の当時は不動産価値は下がり気味でしたが不動産に対する神話は完全に崩壊したわけではなく結構賃貸物件が売られています。
ちなみに名前は伏せますがこのマンションを販売した業者は熊谷の駅ビルの最上階に事務所を構え
ジェット機まで所有していたそうです。
高須クリニックのCMみたいですね。
一種住居地域の容積率200%を目一杯使い天井高さをクリアするために地面を削って地面より低い位置に建てたのです。
コロンブス的転換と申しましょうか発案した人は建築面積が増えるのですから賞賛されたと思います。
しかし雨水の排水対策が想定の範囲内のみで大規模な例外のものに対して想定されていませんでした。
そもそも、地面より下に人が住むというのは理に反しているため色々な問題が発生します。
まず、通風や換気が悪くて年中薄暗くじめじめしています。
地上にあるマンションでも一階は室内に結露やカビが発生しやすいのですがこのマンションの一階の場合は地下一階とな間の半地下の0階なのでそれよりもずっと悪いのです。壁紙や建具にカビが付着しています。健康被害もありうるわけです。
また、集中豪雨の時には周りの雨水が流入して雨水貯水池のようになってしまいます。
セルフ水攻めと申しましょうか当然建物の中にも入っていきます。
床上浸水となると床下に水が廻ってしまいしかも中々抜けなくなります。
エレベータピットや機械室も故障、設備全損で交換しなくてはなりません。
また、台風や集中豪雨は基本的に気象現象なので1000年に1度ではなく毎年発生する可能性があります。
もしかすると毎年、駐車場やエレベータそして1階部分(0階)が床上浸水する可能性があります。
駐車場は諦めて建物に外から雨水が浸入しないよう塀で堤防を作るとかしかしようがないのです。
勿論、所有者は過失は無く悪意はないのですが人に貸す以上は財産と生命の危険のないようにしなくてはならないのです。
当時販売した業者は潰れてしまったわけで対応を請求することもできません。
当時はコロンブス的転換というかたったひとつの冴えたやり方だったようですが振り返ってみると
昔からやってはいけないタブーには正しいのだなと思いました。
これにとどまらず海抜ゼロや埋立地など最近の日本人は災害の怖さを軽んじていたのだなと思いました。
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