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行田市・吹上町の田口不動産ブログ
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この世界の片隅に 最終回

映画についてもう語るのは最後になると思います。
まず、私に見る目があるとかではなくて誰が見ても突出しているので映画賞を総なめしているのは当然のことなのです。
こんな映画を観たかったという曖昧なものを具現化した作品ですので映画評論家で評価しないとなるとその評論家としての資質が疑われます。
大体、100点満点で80点とか55点とか30点の映画が多い中で私の体感的に少なく見積もっても300点で大体500点くらい取っていますので選ばない理由がないのです。
おそらく85点くらいだったらまあいいかなと思っていたところで予想のはるか上でかつ斜め上でしたので初見の時に何が起こったのか言葉に出来ませんでした。
すごいものを見たとしか言えなかったのです。
人間感動するというのは自分の想定のキャパシティを超えたときに唖然とするのであり、涙を流すとか共感するとかいうのとは違うのです。
オープニングは普通ですが生活描写のコメディで人物描写をして存在性を確立した後に後半ではそれだけで名作のエンディングになるような場面を怒涛のように畳みかけます。
終戦の日にせっかくの白いご飯だからと照明の幕を外したところでエンディングにしても問題はなく100点の作品だったらそうしていますが作品の枠をさらに広げて旦那さんとの橋の上での「この世界の片隅にうちを見つけてくれて」の告白で100点、孤児を連れて「ここが呉」で山を見上げるシーンでも100点、エンディングでも100点を繋げていきます。
さらにスタッフロールでダメ押ししますので感動という枠を超えてしまいます。
積み上げてきたものを一気に放出するように計算されて演出しています。
これも短いコメディを数珠つなぎにしている演出と同じタイミングで行われているので自然な進行になっています。
最高難易度の技を続けていくようなものですが人間の理性で100点でも感性はどんどん加算されますので最終的には500点までいきます。
普通の名作5本分くらい名場面の連続ですからこんな豪華な作品はめったにありません。
計算さつくされた演出も隙がありませんし予算の関係でそうした部分以外には何もいうことはありませんしそこが-2点だとしてもまだ498点ありますからどうでもいいことなのです。
とんでもない高い山の頂だけ見えていた初見のころは500点の映画で山の全貌を理解したという意味では100点まで自分で把握するまで何度も観る必要があり都合5回見ることになりました。
じゃあ、この作品が100点に減価したわけではなくあいかわらず500点以上ですし知れば知るほど良くできているので多分1000点くらいになっています。
この映画のリピーターが多いのは一度観ただけでは把握しきれないからで動員のべ120万人のうち実際には私のように複数回観ているケースですので実際に観たは50万人くらいだと思います。
確実に十年に一本クラスの作品なので劇場で観たら今年ベストでないとなると何を見ていたんだ、他にどんな作品を観たんだと言われます。
ただ、あまりに情感のオーバーフローがすごいので逆R80というか年配の方で心身の状態が悪いと映画の終わりに倒れてしまうかもしれません。
そうした意味では非常にホラー映画以上に危険な映画だと思います。
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