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行田市・吹上町の田口不動産ブログ
物件情報や行田市・吹上町の地域情報をご紹介いたします。ほぼ、毎日更新です。

なぜ古くなると家の値段が下がるのか

木造建物は経済耐用年数と法定耐用年数があります。
きちんとメンテナンスをしていればほぼ無限に持つのですが実際はそうでもありません。
古い車も法律で車検がありメンテナンスを義務化されていますが住宅はメンテナンスが義務ではないのです。
車は他人を轢く可能性がありますが住宅はメンテナンスをしなくても自分が困る事態にはなっても他人に迷惑はかかりません。
また、旧車は骨董品としての価値がありさほど乗らなくても価値が出ます。
一方で建物において(主に住宅)は一部の歴史的建造物でなければ利便性が問われます。
断熱性能や設備の性能など実際に利用されますので古さを楽しむということはあまりありません。
日本では竈で炊事をしている家庭は0.01%もないはずです。
さらに日本の場合に文化的かつ生活様式が著しく変わってしまっていて昔の間取りが現在の生活様式に合わないのです。
40年前の間取りは北側に台所で廊下を隔てて和室が二つ続いていて、奥の和室には仏壇が、手前の和室には床の間がありました。30年前にはキッチンとダイニングがになり和室が1つになり床の間は残りましたが仏間はなくなりました。また、2階にトイレが付いて3部屋になりました。
20年前にはキッチンとリビングダイニングが一体になり和室から床の間が消えました。また、2階に和室がなくなりました。
今、40年前の建物を直そうとしても2階にトイレがなく2階に二間しかなく、水回りや居間の位置が悪く耐震性も悪いため建替えたほうが早かったりします。
車は何台も持っている人もいますが家は1つあれば十分ですし耐久性や利便性を考えると耐久消費財として考えられています。
車も10年経つと維持費が高くなるので買い換えますが家は古くなったら壊すことになります。
建物が狭く拡張性がないことも間取りや用途変更に向かない原因の一つだと思います。
中古の物件を再利用するという文化もないために取り壊しせざるを得ないのです。
また、壊すのにも費用が掛かり維持費も高くなるため空家が増えているのです。
東山魁夷の言葉で「古い家のない町は 想い出のない人と同じである。」というのを朝日新聞のGLOBEで建築家カール・ベンクスのインタビューを読んだのを思い出しました。
建物単体で価値を見出されるというよりは街並みとして価値があるかということだと思います。
世界遺産の白川郷のように一体として御伽噺の時代にタイムスリップしたような街並みと比べて行田市の足袋蔵のように点在していると街並みとしての強度が弱いので人の手が入らず虫に喰われた古い樹木のように朽廃してゆくのです。
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