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行田市・吹上町の田口不動産ブログ
物件情報や行田市・吹上町の地域情報をご紹介いたします。週2回くらいの更新をします。

読書感想 ジャレッド・ダイヤモンド「危機と人類」

GW中は近隣サイクリングとサウナで終わりました。
そんな中でスマホを弄っても無為なので「危機と人類」を読みました。
まず、12のフレームに分けて物事を整理するというのは考えを整理するのには役立つと思います。
一方で、12のフレームにはめるために物事をトリミングしていることとジャレッド・ダイヤモンド自身か助手の30~40年前の一方的な西欧的な思想や参考資料の偏りがあるのではないかと思います。
「危機と人類」とありますが題名は「危機と国家」とするべきだと思います。
他の国々の人たちからするとそうなのかと思うような内容ですが自国の事ですと実情に合っていない、理解していないなという記述が散見されます。
商業捕鯨の問題も80年代の欧米のイデオロギーの資料を基準にしており鯨が増えている、または捕鯨に関することについては言及されていません。
中国韓国の問題に関しても政治的なカードとして歴史問題を利用しているので謝っても条約を成立させても反故にするのです。
そもそも、日本は独立国家の体裁をしていますが様々な分野でアメリカの意向で動いているので指摘してもどうにもなりません。
また、日本の問題は今までの日本の社会慣習とすり合わせのない社会の欧米化の歪みや法体制が性善説や社会や福祉が家族制度に依存していることが問題なのです。
戦後70年に核家族化や終身雇用の崩壊、近隣国家の発展と資本主義と全体主義国家との地政学的な問題などさまざまな変化があったにもかかわらず30年前までうまく行っていたやり方を変えずに騙し騙し続けた結果なのです。
死にかけている社会の在り方を延命治療をしながら緩やかな死を莫大な費用をかけているのです。
日本人が世界のお人好しなのも金持ち喧嘩せずで自らが困窮しておらず危機を認識していないからなのです。
今回の他の東アジア諸国と比べ対応が遅いのも70年間、国家の存亡の危機に直面していなかったためで隣接から攻め込まれたりすることもなく「平時が永遠に続く」前提であるため準備をしていないし準備の仕方も判らないのです。
最終章に世界について書かれていることも現実味のない内容でした。
世界的な危機のコロナ対策でも中国と欧米が衝突しており、中国も政治的カードとして利用していますので一つの目的で世界がまとまるということはありえないでしょう。
中国という国家は19世紀に欧米列強に蹂躙されたことを忘れていませんし過去の謝罪も受けていません。
国益と世界平和の一致を実践しようとしている先進国は日本くらいなものではないのでしょうか。
著者が80代ということで過去に関しての情報の蓄積は読ませるところはありますが現在起こっている事象への認識のズレを感じます。
現在のITによるコミュニケーションの問題を指摘し昔ながらのコミュニケーションの取り方は良かったと言いますがコロナ以降濃厚接触社会には戻りませんし個人と社会のつながり方というものは加速していきます。
勿論、問題に対処するための考え方としてのフレームワークは良いのですが如何せん指摘が的外れな部分が見られ様々な問題を解決することは敵わないので読了後に感銘を受けることもなく繰り返し読むのではなく図書館で借りて読むのが適当だと思います。
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